ゆび編みはすごい

手編み

こんにちは、なっちゃんです☺

タイトルの『ゆび編み』にたどりつくまで少しかかりますが、読んでいただければ幸いです。

わたし、小学生のころから片頭痛もちです。

閃輝暗点ばっちり出現します。

閃輝暗点っていうのは、片頭痛の予兆と言われている現象で、

突然視界の中にキラキラした放射線状の光が見えるってやつです。

わたしの場合ですが、このキラキラが見えた後、30分ぐらいすると片頭痛が始まることが多いです。

片頭痛はひどい時だと吐き気をともなって、本当にリバースしちゃったりします。

昨年の夏ごろ、このひどい片頭痛と吐き気・めまいにかなり悩まされていました。

日常生活にも支障をきたすレベルで、市販の頭痛薬では全然効かず、

かかりつけ医に処方してもらった片頭痛専用の頓服薬もあまり効かなくなっていました。

近所に頭痛専門医がいるということを聞きつけ、行ってみることに。

とりあえず、現在進行形の痛みがひどかったので点滴で痛み止めを打ってもらい、ひとまずは落ち着きました。

落ち着いたところで、MRIやめまいの検査などをしてもらいました。

結果はやっぱり『片頭痛』。

脳の大きな病気ではなくてほっとしました☺

片頭痛は脳の血管の収縮が原因と言われていますが、

わたしの場合、視神経周辺の血管が収縮することによってめまいと吐き気がともなっている、という詳しいことまで教えてもらえました。

毎日飲む予防薬を処方してもらって、今では症状は比較的落ち着きました。

・・・、いったんは落ち着いたように見えたのですが、真冬になるころ、また痛いなあという日が増えてきてしまいました。

病院の先生に相談したところ、『今年は寒いからねぇー、仕方ないね!』

まさかの、寒いから、という回答(^^)/

寒さで血管の収縮が起きやすいということでした。なるほど。

『物理的に頭を温められたらいいんだけどねぇ、ニット帽とか仕事中はかぶれないもんねぇ・・・』と先生。

いいえ、かぶれます!!!!☺

仕事場、糸の専門店なので!!!!☺

ということで、仕事中にニット帽をかぶりましょう♪と、やっとゆび編みニット帽のお話までたどり着きました!

一分一秒でも早く、物理的に頭を温めなければならない!

そんな時にぴったりだったのが、『ゆび編み』

ゆび編みというのは、太い糸を使って自分の手だけで編む技法です。

棒針やかぎ針といった道具もいりませんし、太い毛糸を使うので編み進めるのがとても早いのが特徴です。

そのかわり、複雑な形や、目の詰まった編地を編むのには向いていません。

単純でざっくりとした編地のものが適している技法だと思います。

一本の太い毛糸を使ってもいいのですが、糸の太さを出すために何種類かの糸を引き揃えるのも一つの手です。

わたしはAVRILの『ゆび編みつんつん帽』というニット帽のキットの色違いを購入しました。

ニット帽のたまご。

ウールのストレートな糸はピンク

ウールのリング状になっている糸はミルクティー色

アクセントの透け感のある糸はホワイト を選んで引き揃えています。

キットなので、糸の種類や分量はすでに決まっています。

色だけ自分で選びました。

色違いを選ぶ時間のなんと楽しいこと!!!!☺

『編みあがったらどんな仕上がりになるかなぁ・・・』と想像を膨らませながら色を選んでいきます。

鏡で顔映りを確かめながら選ぶと、事故る確率が下がりますよ!☺

休憩時間に糸を選んで、巻いて、

さっそく編みます。

できたのがこちら↓↓↓

はい可愛い

なんと40分で編みあがってしまいました!!(^^)/

休憩時間内で色選びから編みあがりまで!?

その日のうちにかぶることができました。

このスピード感がゆび編みのいいところです。

『ゆび編みニット帽で物理的に頭を温めて片頭痛を予防しよう作戦』は成功でした!

心なしか痛い日数が減りました。

気持ちの上でも『今日はニット帽かぶってるし、大丈夫』っていう安心感もよかったです。

自分のためにかぶり始めたニット帽でしたが、

お客様に帽子を褒めていただける機会がたくさんありました。

中には同じキットを買ってくださる方も。

ありがたいですねぇ(*´ω`*)

そんなこんなで、今シーズンの冬はほぼこのニット帽をかぶって仕事をしておりました。

来シーズンはまた色違いを追加で作りたいです。

慣れればかなりのスピードで仕上がる『ゆび編み』。

編み物初心者の方にもかなりおすすめです。

興味を持った方はぜひ挑戦してみてください(*´ω`*)

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